| 概略 |
1991年12月、ソ連の解体とともに独立国家となったものの、独立以来続いてきた反政府勢力との内戦は、1994年9月に暫定停戦合意が達成され、国連タジキスタン監視団(UNMOT)及びCIS合同平和維持軍が停戦監視にあたってきた。1996年12月には「和平協定」が署名され、1997年6月、これを具体化するため国連、ロシアなどの仲介のもとで行われていた交渉が決着し、政府・反政府勢力の和解に関する最終合意が得られた。1998年7月、和平の監視に当っていた政務官を含む国連タジキスタン監視団4名が殉職する事件が発生するなど、不安定な情勢が続き、合意の履行は大幅に遅れていたが、2000年2月及び3月に議会選挙が実施され、和平プロセスは一応の完了をみた。 |
| 位置 |
中央アジア、中国の西 |
| 国土面積 |
合計:143,100平方km、 陸地:142,700平方km、 領海:400平方km |
| 国境線 |
合計:3,651km |
| 隣接国 |
アフガニスタン 1,206km、 中国 414km、 キルギスタン 870km、 ウズベキスタン 1,161km |
| 気候 |
大陸性暑い夏、温暖な冬、 パミール山地砂漠気候 |
| 地形 |
パミール、アライ山、北南西はコファルニホン、バクシュ渓谷、西フェルガナ盆地 |
| 海抜高度 |
最低ポイント:シルダリヤ 300m、 最高ポイント:クッライ・イスモイリソモニ 7,495m |
| 天然資源 |
水力、若干の石油、ウラン、水銀、亜炭、鉛、亜鉛、アンチモン、タングステン、銀、金 |
| 土地利用 |
耕作地:6.52%、 農地:0.89%、 その他:92.59% (2005年推定) |
| 灌漑地 |
7,220平方km (2003年推定) |
| 環境問題 |
不適当な公衆衛生、増加する土壌塩分、産業汚染、殺虫剤 |
| 環境国際協定 |
生態変化、気候変化、砂漠化、オゾン層保護、湿地 (署名されたが批准されていない) |
| 人口 |
7,320,815人 (2006年7月推定) |
| 年齢構成 |
0−14歳:37.9% (男性 1,396,349人;女性 1,375,168人)
15−64歳:57.4% (男性 2,091,476人;女性 2,108,889人)
65歳以上:4.8% (男性 154,162人;女性 194,771人) (2006年推定) |
| 人口増加率 |
2.19% (2006年推定) |
| 出生率 |
32.65人/1,000人 (2006年推定) |
| 死亡率 |
8.25人/1,000人 (2006年推定) |
| 移住レート |
-2.48人/1,000人 (2006年推定) |
| 男女構成率 |
出生時:男性 1.05人/女性 1人
15歳以下:男性 1.02人/女性 1人
15−64歳:男性 0.99人/女性 1人
65歳以上:男性 0.79人/女性 1人
全体:男性 0.99人/女性 1人 (2006年推定) |
| 乳児死亡率 |
106.49人/1,000人 (2006年推定) |
| 平均寿命 |
全体 64.94歳、 男性:62.03歳、 女性:68歳 (2006年推定) |
| 民族構成 |
タジク人 79.9%、 ウズベク人 15.3%、 ロシア人 1.1%、 キルギス人 1.1%、その他 2.6% (2000年国勢調査) |
| 宗教 |
スンニー派イスラム教 85%、 シーア派イスラム教 5%、その他 10% (2003年推定) |
| 言語 |
タジク語(公用語)、ロシア語はビジネス |
| 識字率 |
15歳以上、 平均 99.4%、 男性:99.6%、 女性:99.1% (2003年推定) |
| 国名 |
タジキスタン共和国 |
| 首都 |
ドシャンベ市 |
| 自治体 |
2州(オブラスト)、バダクシャン、 ハトロン、 1自治州 |
| 独立 |
1991年9月9日(ソ連から) |
| 国民の祝日 |
独立記念日、 9月9日 |
| 憲法 |
11月6日、1994年制定 |
| 法律制度 |
民法に基づく、立法行為の法令審査が無い |
| 選挙権 |
18歳 |
| 元首 |
エモマリ・ラフモノフ大統領 |
| 立法 |
選挙最高審議会(マジュリス・オリ)−63議席、任期5年、一般選挙
国民議会(マジュリス・ミリー)−33議席:25議席一般選挙、8議席大統領任命、任期5年 |
| 参加国際組織 |
AsDB, CIS, EAPC, EBRD, ECO, FAO, IAEA, IBRD, ICAO, ICCt, ICRM, IDA, IDB,
IFAD, IFC, IFRCS, ILO, IMF, Interpol, IOC, IOM, IPU, ISO (subscriber),
ITU, MIGA, OIC, OPCW, OSCE, PFP, SCO, UN, UNCTAD, UNESCO, UNIDO, UPU, WCO,
WFTU, WHO, WIPO, WMO, WTO (observer) |
| 経済 |
タジキスタンの中心となる産業は、アルミニウム生成・加工、並びに綿花をはじめとする農業である。ただし、アルミニウムの原料であるアルミナは主にウクライナから輸入されている。綿花については、旧ソ連諸国全体の約10%を生産している。また、鉱物資源も亜鉛、スズの他ウラン、ラジウム等の希少金属の鉱床を有している。これまで、ソ連の崩壊、内戦により生産の大幅な低下をはじめとする深刻な経済停滞に悩まされてきたが、政府発表によれば、2002年のGDP成長率は9.5%と2001年(10.2%)、2000年(8.3%)に続き高成長率を維持しており、国際社会の支援を得て市場経済と民主主義に基づいた国づくりを行っている。他方、失業は未だ大きな社会問題となっている。 |
| GDP |
88億2600万ドル (2005年推定) |
| GDP実質成長率 |
8% (2005年推定) |
| 1人あたりGDP |
1,200ドル (2005年推定) |
| 部門別GDP |
農業 24%、 産業 21%、 サービス 55% (2005年推定) |
| 消費者物価指数 |
8% (2005年推定) |
| 労働力 |
合計:370万人 (2003年) 農業:67.2%、産業:7.5%、サービス:25.3% (2000年推定) |
| 失業率 |
12% (2004年推定) |
| 予算 |
収入:4億4230万ドル、 支出:5億4260万ドル (2005年推定) |
| 産業 |
アルミニウム、亜鉛、鉛、化学薬品、肥料、セメント、植物油、工作機械、冷蔵庫、フリーザー |
| 産業生産成長率 |
8.2% (2002年推定) |
| 電力生産量 |
165億kwh (2004年推定) |
| 農産品 |
綿花、穀物、果物、ブドウ、野菜;牛、羊、やぎ |
| 輸出 |
9億5000万ドル (2005年推定) |
| 輸出品 |
アルミニウム、電気、綿、果物、植物油、織物、 |
| 輸出相手国 |
オランダ 41.4%、トルコ 15.3%、ウズベキスタン 7.2%、ラトビア 7.1%、スイス 6.9%、ロシア 6.6% (2004年) |
| 輸入 |
12億5000万ドル (2005年推定) |
| 輸入品 |
電気、石油製品、酸化アルミニウム、機械類、機械設備、食料 |
| 輸入相手国 |
ロシア 20.2%、ウズベキスタン 14.2%、カザフスタン 12.8%、アゼルバイジャン 7.2%、米国 6.7%、中国 4.8%、ウクライナ 4.5% (2004年) |
| 対外債務 |
8億8800万ドル (2004年推定) |
| 経済援助 |
米国 6700万ドル (2005年推定) |
| 通貨 |
ソムニ (SM) 為替レート:1ドル=3.1166ソムニ (2005年) |
| 会計年度 |
暦年 |
| 通信 |
電話:245,200回線 (2004年推定)
携帯電話:47,600 (2003年推定)
電話システム:あまり発展しておらず、整備も良くない。多くの街が国内回線に接続されていない状況。国内回線はケーブルとマイクロウェーブラジオリレーによる。国際回線は、ケーブルとマイクロウェーブラジオリレーによってCIS諸国に接続され、モスクワ経由の国際ゲートウェイによってその他の国々と結ばれている。アンカラの国際ゲートウェイにもインテルサットによって結ばれている。衛星地上局はオルビーダが1拠点、インテルサットが2拠点。 |
| ラジオ放送局 |
AM 8、 FM 10、 SW 2局 (2002年):受信機 129.1万台 (1991年) |
| テレビ放送局 |
13局 (2001年) 、受信機:82万台 (1997年) |
| 鉄道 |
合計:482km 一般乗客用 (2004年) |
| 道路 |
合計:27,767km、 舗装路:Na、 非舗装路:Na (2000年推定) |
| パイプライン |
天然ガス 541km、 石油 38km (2004年) |
| 空港 |
45 (2005年推定) |
| 空港舗装滑走路 |
合計:17
3,047m以上:2
2,438-3,047m:4
1,524−2,437m:5
914-1,523m:3
913m以下:3 (2005年推定)
空港非舗装滑走路−合計:28
1,524−2,437m:1
914m−1,523m:1
913m以下:26 (2005年推定) |
| 軍事 |
軍構成:陸軍、空軍、航空防衛軍、機動部隊 (2005年)
徴兵年齢:18歳
有効兵員数:男性 18−49歳、 1,556,415人 (2005年推定)
兵役有効人数:男性 18-49歳、1,224,941人 (2005年推定)
毎年兵役達成人数:男性 18-49歳、87,846人 (2005年推定)
軍事費:3540万ドル
軍事費の対GDP:3.9% |
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